こんくそブログ

少しだけ人生を無駄づかいしたくなったら。

転職して1年の雑感

転職して1年を迎えようとしている。振り返ってみると「なーんかダラケちゃったなあ」という印象なんだけど…はたして。

子どもが生まれて

息子が誕生したのを機に転職を決めた。収入に比して労働時間が長すぎたこと、子育てを妻に任せきりにするのは嫌だったことが理由だった。

限られたお金と時間を子育てに使いたいと思ったら、前職はちょっとハードモードすぎたのだ。心身が耐えられる自信がなかったし、僕が倒れでもしたら、と考えると身震いした。

「とりあえずもう少し頑張ってみる」という選択肢は、「ボロボロになってから辞める」のと同じ意味だったので除外した。

僕からの言葉が「辞めたい」じゃなくて「辞めます」だったことで、経営者はまあいろいろ言ってくれた。結局最後までねぎらいの言葉はいただけなかったけど、それはまあ、仕方ない(ケド思い出すと腹立つ)。

時間が(それなりに)できた

現職場は超零細。ホワイトな企業を目指しているけど、なにぶん立ち上げて間もない会社なので、問題は抱えている。残業手当はつかないとか、厚生年金社会保険が追い付いてないとか。今後の会社の業績次第、というところ。

かわりに(ということではないけれど)ガチガチのルールがない。

始業時間終業時間は一応決まっているけれど、朝のラッシュを避けて設定したおかげで通勤もストレスないし、勤務時間も自分の裁量にある程度任されている。

仕事に支障がないようにさえしていれば、急な欠勤でもすんなり受け入れてもらえるので、子育て中の身にとっては嬉しい。社長自身が家庭の事情で出たり入ったりするので、そこらへんも影響しているのだろう。

残業時間も格段に減った。毎日一時間程度残業して帰るのだけれど、「しないと間に合わない」のとは違う。「キリのいいところまで進めたい」とか「今帰ると帰宅ラッシュに巻き込まれる」とかそんな理由からする残業なので、苦痛じゃない。

前職場だったら、息子を風呂に入れることなどできなかっただろうな。

給与は前とトントン。世帯収入は激減

転職するにあたり、給与設定をいくらにするか、ということから現社長と交渉した。業績とか展望とか、結局担うのは自分でもあるのだから、バランスは考えないといけない。ということで、前職場とトントンくらい。もっと強気でいけばよかったとも思うけど、十分すぎるほど恵まれている、と思う。

ただ妻が専業主婦になったため、世帯収入は減った。食っていけるけど、カツカツだ。子ども手当てがこんなにありがたいとは…。

現在は家計を切り詰めつつ、妻は不要になったものをメルカリとかAmazonとかBOOKOFFでせっせと売っている。「働きたい!」と前々から言っていて、先日、在宅でできる仕事をゲットしてきた。うん、君のスキルなら楽勝だと思っていたよ。

会社の業績に直結する自分のモチベーション、という状況

とにかく、事業を軌道に乗せなければ給与は上がらない。なのに、どこかのんびりしてしまっている自分がいる。以前のピリピリした感覚がなくなって、「バリバリ働くってなんだっけ?」という状態。つまりそれが「なーんかダラケちゃったなあ」ということで。

今の事業について、ポイント以外はほぼ任されているのだけれど、それが良くないのかもしれない。

僕は昔から、計画通りこなすことがとても苦手だった。コツコツ積み上げる観察日記や、「一日いくつ覚えましょう」みたいなものができたためしがない。夏休み終了3日前まで宿題を放っておけるタイプの子どもだった。

タスク管理とかスケジュール管理とか、いろいろ使ってみたけど、本当にダメ。続かない。予定がないさみしいオトナだからだと思っていたけど、どうもそれは違ったようだ。

仕事だって、あらかじめ決められている締め切りがあって、お客さんに迷惑をかけるのがイヤだからあんなに頑張っていたのだ。決して自分で「いつまでに仕上げよう」と思っていたのではない。時間がなさすぎてとにかくやらなきゃならなかっただけだ。

子どもの頃の悪い癖が、前職場は常に明日から2学期だったから出てこなかっただけで、なくなったわけではなかったのだ。(そう考えると前の職場はよくできているなあ)

小さなことからコツコツと。超苦手だけど…

くっそー、一番苦手なことがここで頭をもたげてくるとは!

転職したらやりたいと思っていたことがまるで進んでいないではないか。

以来、とにかく自分を律することが目標となった。「やると決めたらやる」とか。

小学生みたいだけど、本当の話。

 

ダラダラ書いたけど、半年前とまったく変わってなくて愕然とした

konkuso.hatenablog.com

 

 

30日で人生を変える 「続ける」習慣

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