こんくそブログ

少しだけ人生を無駄づかいしたくなったら。

バイナリ―オプションはクレーンゲームで散財するのと似てる

バイナリ―オプションをやってるんだけど……という話。
タイトルはあくまで「僕にとって」という意味です。
タイトルからわかる通り、儲かったことはないです。負け組勉強中なので続きを読んでも何の参考にもなりません。

いつも1万円を入金して、地道に増やしていくのだけれど、途中までは調子がいいのです。勝率75%以上だから、悪くない数字だと思う。
この調子を維持することができればいいだけなのに、負けが二回続いたりして「とりもどそう」と思った瞬間からもうダメ。
躍起になって積み上げた資金をガンガン使い(マーチン)最後はもうどうにでもなーれ!状態。そこに理性などない。
こうして、超短時間で資金を失うのだからアホすぎる。

おかげで、せっかくの夏休みをすっきりした気持ちで終えることができなかった。
いったい何度同じことを繰り返したら気が済むのだ。

クレーンゲーム状態

この時の精神状態はパニックに近いというのもあるけれど、なんというか、ゲームセンターでクレーンゲームをやっている時に近い。

  • 小銭がなくなるまでがんばっちゃう感覚。
  • さっきまで「この小銭がなくなったら諦めよう」と思っていたのにお札を両替しちゃうような感覚。
  • かけたお金を取り戻すためにお金を使ってる感覚。
  • 諦めた後は「何やってんだろ…」という。まさにこれ。

「これはゲームじゃない」と理屈では分かっているのだけれど、目先の負け・失敗・損に気持ちを揺さぶられて歯止めが利かなくなってしまう。
水道管が破裂して水がダバダバ出ているのを、手で抑えようとしてる感じで、まったく無駄な抵抗をしているのにやめられないのだ。

だから「ゲームでない別の何か」として捉えることができないか、と考えているのだけれど、しっくりくる答えが見つからず困っている。

  • 自分がやったことがあって
  • 勝敗を冷静に見つめることができる(勝敗、という感覚じゃない方がいいのかもしれない)

そんなもの、あるだろうか?

さっさとこの負の連鎖から抜け出したい。あーもう。

 

 

 

「女の機嫌の直し方」を読んでから「とりあえず共感」を意識し始めるの巻

「女の機嫌の直し方」は、取引先の人と雑談になった折に勧められた本。
なんだか過激なタイトルだけれど、著者は女性。

話を半分も聞かずに「こうすればいいじゃん?」と結論を話し始めてしまう僕に対して、相手の女性つまり妻がイライラしたりするのが日常でありまして、いい本を紹介してくださったなあと感謝している。

AI開発でコミュニケーション方法を考えるうえで「女性の会話」「男性の会話」の分析から入っているので読みやすかった。生理学的にどうの、と言われてもピンとこないのに、「対話エンジンが違う」と言われると「なるほど」と思っちゃうのが我ながら意外だった。

とりあえず共感オウム返しの術

女性の話にとりあえずでも「共感」してみよう、と意識して実践してみたら、あら不思議。会話がスムーズになった(ような気がする)。
「大変だったー!」に対して「そりゃあ大変だったね」と言うだけでいいのだ。口に出すと、それだけで「大変だった」気持ちにちょっとだけなれる。

相手の気持ちに寄り添うなんてのは昔から苦手だったし、本当のところ、相手の気持ちなんてわからない。わからないのに気持ちをぶつけられても困ってしまう。
それが、最初にちょっとだけ「そういう気持ちになる」ことで、なんだか話を聞くのがラクになった(ような気がする)。

これで解決!じゃないけど

(ような気がする)のは、単に「とりあえず共感してみよう」に意識が向いていて、話を集中して聞いていないだけではないか、という疑念がぬぐえないからだ。
でも、それで妻のイライラの元ではなく、癒しになれるのならそれでもいいのだと思うことにした。

 「こんくそさんて聞き上手だから何でも話せちゃう」とかパイオツカイデーなチャンネーに上目遣いでささやかれちゃう日は…たぶん来ない。

 

「ぶつけたら痛い」システムはいつ装備されるのか興味津々

息子が言葉を発するのを楽しみに待っているのだけれど、「いつしゃべるようになるか」というのと同時に、ふと疑問がわいたのでメモしておくことにした。

それは「体のどこかをぶつけた時に、思わず『痛っ!!』と言葉を発してしまうようになるのはいつからだろう」ということ。

おとうさんの場合

頭をぶつけた直後に(たとえそれが痛くない時でも)「痛っ!」という。

ぶつける = 痛い

が実装されている模様。
さらに「痛いということを脳まで届かせずに言葉にして発する機能」も実装済み(たぶん)。

息子の場合

頭をぶつけてしばらくしたあと泣き出すのが現在のパターン。

ぶつける → ……。 → 痛い → うわーん!

なんとものんびりした?タイムラグがある。

喃語は発するから、ぶつけた直後に「ふにゃ!」でも「うっ!」でも出てくるかと思ったけど、今のところそれもない。

一体いつ、「ぶつけたら痛い」システムは構築されるのか

ヒトという動物で考えた場合、集団に危険を知らせる意味で「これ痛いです!」と声をあげるおとうさんもある意味正しい気がするし、身を守る意味でむやみに声をあげない息子の反応も正しい気がする(泣くけど)。

言葉うんぬんの前に、ある程度の社会性が身につかないと実装されないシステムなのかもしれない、などと勝手に想像をふくらませている。

息子が「痛っ!」という瞬間、その場に居合わせたいなあ。

 

なぜか評価されないあなたへ 心に刺さる耳の痛い話

なぜか評価されないあなたへ 心に刺さる耳の痛い話

 

 

「さようなら」って使わないなあ

 

NHKの「夏休みこども科学電話相談」を聞くのが夏の楽しみの一つだ。

子どもの質問に答えて電話を切る前に「さようなら」とあいさつをしているのを聞くと、「日常生活で『さようなら』を使う機会がないな」と思う。これも毎年のこと。

幼稚園や小学校で、帰りのあいさつをしていたころは

「せんせいさようなら、みなさんさようなら」

と声を揃えて言っていたのに、いつから「さようなら」を使わなくなってしまったのだろう。

成長過程のどこかの時点で「さようなら=別れ・死のイメージ=縁起の悪い言葉」になってしまい、以後大人になっても敢えて使わないようにしている、というのが何となく推測できるけど、確かなことはわからない。

死亡フラグっぽいから使わない、ということなら「いってきます」「今日は早く帰るよ」とかもそのうち使われなくなるんじゃなかろうか(蛇足)。

 

 

ストレッチを始めた

  • 一日中座り仕事をしているおまけに長時間勤務
  • 運動したいと思っているけど、思ってるだけでしていない
  • 腰痛とか坐骨神経痛とか日常茶飯事

という状態でかれこれン十年。
すっかり筋力が落ちて、関節が固くなってしまった。
股関節周りが本当にガチガチで、肩幅くらい開くだけでも痛い。

仰向けになって寝る → 立てヒザにして、ちょっと開いてみる → 激痛
足を閉じようとしても閉じられないくらい激痛。

下世話な話、AVで正常位でほら、正座して開脚した男優があんなこんなしてたりするけど、あんなポーズ絶対に無理。

ちょっと体制を崩しただけで超激痛に見舞われて身動きがとれなくなるのでは、何か災害が起こったとき「股関節が痛くて逃げ遅れた男」などと墓標に刻まれてしまう。

日常生活に支障が出るのは時間の問題(もう出てる)。
息子が活発に動き回るようになってきて危機感が募ったこともあり、ストレッチを始めた。

子どもの寝かしつけからの流れに組み込んだ

息子を寝かしつけたら、そのまま布団でストレッチを開始。
とにかく「続けること」が苦手な僕にとっては、「どうせ横になったんだからその流れで」というほうがよさそうだと感じたので。

この辺のページを参考にしながら、股関節周りの筋を伸ばす。すごく痛い。ストレッチというよりむしろリハビリ
そう、これはもうリハビリなのだ。続けないと効果は出ない。

調子に乗ってラジオ体操第一

ストレッチを終えたあと、試しに体のあちこちを動かしてみると、頭をぐるんと回すのに痛みがあったり、以前は苦もなくできていた姿勢ができなかったり。
本当に衰えているなあと実感した。
ちょっと、体を意識して動かさないといけないなあ……ということで、眠る息子の傍ら、真っ暗な部屋でラジオ体操(無音)をするおっさん。
すごいね、意外と覚えてるものだね。脳内で流れるメロディーに合わせて、体が勝手に動いてくれる。あちこち痛いけどなんとかできた。

子どもの頃、大人の人が「ラジオ体操はいい運動になる」と言っていたのを不思議に思っていたけれど、その通りだった。第二までやってもなんともなかったのが懐かしい。

一週間続けて、ちょっとずつ調子が良くなってきた

相変わらず痛みはあるのだけれど、少しずつ関節が動くようになってきたような気がする。
とはいえ、開脚して45度も開かないレベル。とにかく骨盤横の筋が固すぎて一筋縄ではいかない感じなので、まだまだ先は長い。
がんばろう。目指せ正常位

 

職場で、家で、学校で、働くあなたの疲れをほぐす すごいストレッチ

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虫歯の治療はお早めに…。

一昨日、親知らずを抜いた。

治療した歯がどうしようもなく痛み、「死ぬときこんな痛みに襲われていたら嫌だなあ」と変なことを考えつつ、じっと耐えていた今年のGW。

 

「だいぶ深く掘ったので、痛みがあるようなら抜くことも考えましょう」とは言われていたけれど、あんなに痛くなるとは思わなかった。

とんぷく(ロキソプロフェン)も効かず、歯だけでなく顔半分、頭の先まで痛みに襲われた。倍飲んだら効いた気がしたけど、気がしただけだった。

休日の当直医にかかることも考えたけれど、外せない予定があったり診療内容が「応急処置」と書かれていたというのもあり、なんだかんだで行けなかった。

氷水を口に含むと痛みが引くため、何分かおきに氷水を飲んで胡麻化した。当たり前だけどお腹ががばがばになった。

正露丸を詰めてみた。効く時は効く。効かない時はこれもダメ。刺激が強くて頬の内側の粘膜が荒れた。

水や麦茶ばかりで飽きたので、冷たいC1000を口に含んだら痛みが治まった。C1000神か!と思ったけど、効いたのはほんの数回。効果は要するに氷水と一緒だった。

お酒は血流が上がるからよくないとは思ったけれど、眠るためにウイスキーをロックで飲んで、氷枕をあてがって無理やり寝たら、痛みと関係ない歯を自分で抜く夢をみた。

目が覚めたら、待ち構えていたかのように痛みに襲われた。気休めに「歯が抜ける夢」を検索してみた。たしかいい夢だったよね、と思ったら凶兆を暗示する夢と出てきた。見なけりゃよかった。

歯にちょっとでも何かあたると突き抜ける痛みがやってくるようになってしまったため、固形物が食べられなくなった。そうめんならいけるかな、と思ったんだけど甘かった。

 

休み明けまでこのままか…と絶望しつつ、朦朧とした頭で診察券をみたら、いきつけの歯医者さんが開院している!そうだ、今日は祝日じゃなくて普通の土曜日だったんだ!

で、やっと親知らずを抜いてもらった。麻酔しているのにどうしてあんなに痛いのだろう。それでも、休み中の痛みを思うとマシだった(かも)。

抜いた歯を処分していいかと聞かれたのでお願いしたけれど、自戒のためにもらってきた方がよかったかもしれん、と思った。

 

歯に大穴があくまで放置していた自分が招いたこととはいえ、こんな痛みに見舞われたのは初めてかもしれない。そして薬が効かない絶望感たるや…。

歯に大穴が開いていた場所に、今は歯茎の大穴が開いている。けれど、痛み止めが効く痛みだから全然ラク。いやほんと、痛い目に遭った。

虫歯は早めに治療しましょう。

 

余談:妻が「抜いた後、歯茎縫わなかったの?」と驚いていた。妻の行っていた歯医者さんでは、親知らずを抜いたあと縫合してくれて、後日抜歯ならぬ抜糸をしたそうだ。歯医者さんによっていろいろなんだろうか。 

 

コンクール ジェルコートF 90g

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歯医者に来ていた小学校低学年くらいの男の子

かれこれ4本目の虫歯の治療中。昔治療したところがいつの間にか蝕まれていた様子(虫歯だけに)。

いつも通り席についたら、治療室のすみっこの席に小学生くらいの男の子がいて、先生が格闘していた。なんとか歯を掘りたいのだけれど、男の子が泣いちゃって治療にならない。ルーターを少し当てると、か細い悲鳴を上げながらじたばた動いてしまうので、先生も難儀していた。

「このままじゃ治療ができないよ。ほら動かないで!がんばれ!」

とか励まされてるんだか叱られてるんだかわからない感じで(たぶん両方)、男の子はもう恐怖のどん底状態。

仕方がないので、先生は男の子が落ち着くまで待つことにしたらしい。その子の治療を棚上げして、僕や他の患者の治療にとりかかった。

 

その間、助手のお姉さんが「動かないように練習する?」とか「あと半分くらいだよ」とか男の子に声をかけていたけれど、なにしろ「歯医者側の人間」なのと、言い方がちょっと厳しめのお姉さんなので、たぶんその子にとっては先生と同じく恐怖の対象だろうなあ。なんというか、歯医者さんもその子も、双方気の毒な状況だった。

その子の親御さんの姿が見えなかったのも気になった。ひとりで来ていたのかな。

 

結局僕の方が先に治療を終え、その子は奥の診察台に寝かされたまま、ずっとしゃくりあげていた。しばらく治療は難しいかもしれない。子どもが泣いてるのを見ると胸が痛い。僕が父親になったから、というのではないと思うけれど、息子が同じように診察台に座っていたらと思うといたたまれない。

 

「痛いよなー。おじさんもう4本目だよ。ここもここも先生に治してもらったんだ。おじさんもあっちにいるおばさんも、みんな本当は君と同じように泣きたいくらい痛いんだけど、泣いちゃうと治療が終わらなくて何度も何度も痛い思いをするから、石になったみたいに固まって、必死で我慢してるんだ。痛いときは、別のことを考えてみてごらん」とか、「歯磨きちゃんとしような」とか、「治療してもらう側」として声をかけてあげたい気持ちに駆られたけれど、僕のようなあやしいおっさんが声をかけて余計に怯えてしまったら先生の邪魔にしかならないのと、お医者さんのやり方にケチつけるみたいで気が引けたので、結局そのまま退散してしまった。ああ、こんなとき僕が若くて綺麗なお姉さんだったらよかったですのに。

 

以前、こんな日記を書いた。

konkuso.hatenablog.com

「乳歯のうちは親の責任」という母の言葉を思い出す。

息子の歯磨き、がんばろう。

 

はみがきじょうずにできるかな? (親子で遊べる知育絵本シリーズ)

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