あいうえお盤を買った
なかなか言葉が出ない息子のために、くもんのあいうえお盤を買った。
息子は文字や数字は好きで、テレビのテロップや本棚の漫画の巻数のところを指さしては「なんてよむの?」とばかりにこちらをじっと見つめてくる。
おまけに、いろんなものを並べるのが好き。
だったら、文字を書くとかポスターみたいなものよりも、並べて遊べるもののほうがいい。
表になっているものも好き(カレンダーとかね)なので、きっと気に入るに違いない。
そう思って一昨日、妻にこれこれこういうものを買いたいと思う、と話したら笑われた。
ムッとしながら理由を聞いたら、ちょうどその日、児童館で同じものを使って息子が遊んでいたという。
けっこうハマってた、と。
……なんだよ。喜ぶぞーと思ったのに、もう遊んだ後かよ。
なんとなく、宿題をやろうとしたら「宿題は?」と言われたような気持ちになってモヤモヤしたけれど、楽しく遊んでくれるならまあいいや。
今日、職場に届いた。
早く帰ろう。帰って子どもと遊ぶのだ。