こんくそブログ

少しだけ人生を無駄づかいしたくなったら。

息子が歯を磨かせてくれない

「はをみがきましょう」を歌いながら口を開けさせ、毎晩僕は息子の歯を磨く。

母は僕が子どものころ「乳歯のうちは親の責任。永久歯になったら自分の責任」と言っていた。

だから、何とか上手に磨いてやりたいと思うのだけれど、なかなか難しいもんだね。歯ブラシを突っ込んだ途端に噛んでしまうので、思うように磨けない。

 

歯ブラシを噛まれるたび、こいつを笑わせなくてはならない。変な顔をしてみたり、奇声を発してみたり。最近はハイテンションベロベロバーを混ぜ込むなどの工夫が必要になった。

息子が笑って口を開けた瞬間に、急いでシャカシャカ。

 

とても人様に見せられない顔をしながら「べろべろべろべろぉぉ…(溜め)…ばあああああ!」とかやっていると、そこそこストレス発散になる。

子どもにかこつけて自分のストレスを発散するのがよいかどうかはわからないけど、子どもに当たるよりは健全だし幸せだ。

たまーに、ちょっとだけ、いい年して何やってんだろうという気持ちになったりもするけれど、むしろいい年してべろべろ以下略を超ハイテンションでできる機会(しかも笑ってくれる!)に恵まれているのだ、と思うことにしている。

 

歯磨きに飽きて、噛んだ歯ブラシを掴まれたら終了(手を放してくれないし取り上げると泣く)なので、毎日ほんの数分のおとうさんエンターテイメント。 

息子の歯は、生え変わるどころか奥歯もまだ生えていない。まだまだ続く芸の道。

 

はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!

はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!