こんくそブログ

少しだけ人生を無駄づかいしたくなったら。

君の名は(ただし今日は「うる星やつらの日」です)

知らなかった。少ない小遣いをやりくりして、コミックスはもちろん、アニメグッズを買いまくり、CDを買いまくり、上映イベントの○×クイズで最後まで勝ち残り、自分の部屋に貼ったポスターのラムちゃんをモデルに写真に撮るという異常行動を起こさせたうる星やつらの日、なんてものがあったとは。

ラム親衛隊最高幹部会議長のメガネさん(CV:千葉繁)同様、永遠に変わらぬ熱き心で、ああもうラムちゃんさえいれば恋愛とか結婚とかできなくてもいいやと思わせてくれちゃった、僕にとってはある意味罪深いマンガ/アニメ。ラムちゃんありがとう、おかげで女の子に縁がなくても幸せでいられました。

時間は残酷で、僕はやがてラムちゃんと同い年になり、年上になり、あっという間にラムちゃんを恋愛対象にすると社会的に問題になる年齢になってしまった。

そのとき、「ラムちゃんを好きでいられるうちは、自分は(心は)17歳なんだ」と自分をごまかしたり、「ラムちゃんへの思いは純粋なので罪はないのだ」と自分がさも純粋であるかのような錯覚をおこさなくて本当に良かったと思っている。たたかわなくちゃ、現実と。

一生分「ラムちゃん」て書いた気がする。届けこの思い!

 

……なんかいろいろ書きたいのに、なぜだか当時の記憶はおぼろげだ。あんなに好きだったのにと思ったけれど、考えてみれば当然だ。僕にとって、うる星やつらに没頭した日々は本当に夢のようなひとときだったので、起きたらあんまり覚えていないんだ。