こんくそブログ

少しだけ人生を無駄づかいしたくなったら。

「コンピューターで『脳』がつくれるか」を読んだ

読んでいて、とても楽しかった本。

そもそも人工知能って何、が知りたくて買ったこの本は、現在わかっている(あるいはわかっていない)脳の仕組みや、それをコンピュータで再現するために行われている取り組みなど、専門的な内容を極力平易な言葉で解説してくれている。

博識で話し上手な友人と、久しぶりに喫茶店で会う。ひとしきり近況などを確認して話がひと段落したときに「あのさ、『人工知能』って何?」と聞いたときのような感覚を味わえる(かもしれない。もちろん僕にそんな友人はいない)。

「ふーん」「へーそうなんだー」と相槌を打ちながら読み進めるタイプの本。こういう文章が書けるといいのだけれど。

「知る楽しみ」を久しぶりに満喫できました。

 

コンピューターで「脳」がつくれるか

コンピューターで「脳」がつくれるか