こいつ……歩くぞ！（ただし5、6歩）

こんくそJr.、大地に立つ。11か月を迎えてますます向上する息子の運動性能。

まず、ハイハイのスピードが上がっている。すごいスピードで移動するので、目を離すとすぐに行方が分からなくなる（たいていゴミ箱でゴミを漁っている。おもちゃ箱と勘違いしているようで、おもちゃをそこにしまってくれるので、あやうく一緒に捨ててしまうところだった）。

さらに最近、歩行機能が備わりつつある。ほんの5、6歩ながら歩くようになった。僕が両手を差し出すと、ニカーッと笑って「行っとく？」という感じでおもむろに立ち上がり、必死にバランスをとりながら危うい足取りで歩いてくる。子どもってすごいなあ。がんばってるなあ。うれしいなあ。ああもうどうしようかわいいいいいいい。

さて、息子の動きが機敏になってきたことで、同時に危険度も増した。近づくとキャーキャー言って逃げる遊びを覚えたのだけれど、危なっかしくて仕方がない。息子にはまだ「危ないからこっちへおいで」と「まてまてー！（キャッキャウフフ）」の区別がつかないから、そっちへ行ってほしくない！という時は、逃げる息子に大人の機動力で追い付くしかない。おとうさん、けっこうしんどいです。

手をつないで歩けるようになるのが待ち遠しくもあり、おっかなくもあり。人の親になるなんて想像もしていなかった過去の自分に「早く結婚しろ。超幸せになれるぞ」と伝えてやりたい。ただ、あまり早く結婚すると妻以外の人が相手になるので、その場合どうなるかはわからないけども。