こんくそブログ

少しだけ人生を無駄づかいしたくなったら。

スマホを緊急省電力モードにして暮らしたら

初めてのスマホとしてXperiaZ4を購入してから約3年。
急にバッテリーが減る、70%残っててもバッテリー切れで落ちる。
なにより、熱い。
熱で落ちてるのかバッテリーが死んでるのか、よくわからない。

開発者モードでCPUの使用率やら調べてみたり、バックグラウンド処理を減らしてみたりとかいろいろやったけど改善しなかったし、これ以上調べてる時間もない。
なによりスマホが使えないのでとても困る。
仕方なく「緊急省電力モード」というのにしてみた。

緊急省電力モードでは、使用できるアプリが制限される

電話、Chrome、カメラ、アルバム、Facebook、Messenger、Gmail、Eメール、マップ、テレビ、FMラジオ、Eメール(キャリアメール)、SMS、au災害対策、リモートサポート、シンクコール、そしてLINEのアイコンだけが画面に並ぶ。

デフォルトだとメールも「受信しにいかないと受信しない」ようだ。バックグラウンドでサクサク受信なんてしない。

Wi-Fiも基本OFF。
ゲームや音楽のアプリを開くこともできない。
OKグーグル、と話しかけても返事がない。徹底してるなあ。
LINEが使えるってのが少し意外だったけど、まあそうだよね。
緊急時の連絡方法は多い方がいい。

消費電力は抑えられ、熱もない

この状態で使える機能だけを使ってみたら、バッテリー消費はかなり抑えらえた。
発熱もない。カメラを使っても大丈夫ぽい。
通常時にカメラを使うと熱で落ちるのに、なぜだろう?
バッテリー50%を切っても、勝手に落ちることもなくなった。

モードを解除するとあっという間に落ちて、起動すると落ちるを繰り返すため充電しながらでないと通常モードにできなくなってしまった。
もう、緊急省電力モード以外で僕のXperiaは使えない…。

予想外に快適だった

えーっと、人間らしい生活っていうの?
もちろん不便なのは不便なんだけど、「スマホに操られてた感」を実感した。

スキマ時間をメールやらゲームやらにどれだけ食われていたのだろう。
時間さえあればスマホポチポチ、みたいなことはもともとなかったけれど、それでも不要なメールを既読にしたり、スワイプして消したりみたいなことをしょっちゅうやっていたんだなあ。
時間つぶしのために入れたゲームもそう。いつの間にかゲームに時間をつぶされてた。
仕事で使うから仕方なくスマホにしたはずだったのに、手元にスマホがないとそわそわするようになった。

緊急省電力モードは、使える機能を極端に制限することで、僕にそのことを教えてくれた。たまにはちょっと不便な生活をしてみるのもいいね。

スキマ時間も、溜まれば何か新しいことができる。
その時間を使って、昨日機種変更してきたよ。ありがとうXperiaZ4。

 

1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣

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