妻が働きたガール
ガールって年じゃないんだけども。
産休育休がどうとかちょっと話題になっているようだ。
核家族で子育てってのはこういうものかと、寄る年波と格闘しつつ子どもと格闘しつつ、実感している。
我が家でも、毎日家事と育児に頑張ってくれている妻がときどき「仕事したい」という。
疲れてくると始まるんだ。仕事の方がラクだ、と。
うん、わかる。
保育園に入れることもできず、さらには2人目を欲しがって治療を始めたいと言ったのは僕よりもむしろ妻なのであって、そこんとこは本人もわかってる。でも言う。
うん、わかる。
土日は僕が中心で子どもを見ているけれど、そんなんじゃ足りないだろう。
疲れもたまってきて、帰りが遅い僕にイライラしているのもわかる。
ストレスがたまるから、つい甘いものを食べてしまうし、子どもを放置しがちになってしまう。それが自分でも許せなくてますますストレスがたまる。
うん、わかる。
言っても現場担当は私なんだから、気持ちなんかわからないでしょ?
うん、そう思う気持ちもわかる。
そういえば結婚前、仕事している時もこんな風に溜め込んでは爆発してたっけなあ。
ってーことはー、仕事したって同じじゃん(ピコーン!)。
などとは口が裂けても言ってはいけない。
休みと癒しとストレスのはけ口がなくて、というのがツライのだろうか。
だから、ストレス解消にどこか行っておいでというのだけれど、「いや、いい」という。……え?
じゃあ、友達と遊びに行くのは?「いや、いい」という。
疲れをとるためにマッサージでも「いや、いい」という。
子どもとどっか行ってこようか?「いや、いい」という。
ふぬぬぬ。
子育てから解放されたい!というのはわかった。
ストレスたまってどうしようもない、もわかった。
なのに、それを発散する気はない、ということかい?
ゴメン、僕にはわからない。
平日に2日ほど休みを取って、子どもと二人で泊まりでどこかへ行ってこようか。
でも「一人になりたい」っていうのとも違うような気がするんだよな。
僕にできることはなんだろう?
困ったな。。。なんだかんだで二人とも疲れがたまっているようだ。