こんくそブログ

少しだけ人生を無駄づかいしたくなったら。

地獄に落ちないために仕事をがんばろう

子どものころ、横断歩道の白いところだけを渡る、というのを誰でも経験していると思う。その時、白いところから外れたらどうなる、と考えながら渡ったか覚えているだろうか。外れたら負け?地面に吸い込まれる?地獄に落ちる?

僕は「地獄に落ちる」派で、子どものころから、しょうもないことで地獄に落ちる妄想をしていた。

例えば、積み木を積み上げる。10個積み上げてみよう。…積み上げられなかったらどうなるだろう?

閻魔大王「お前はあの時、積み木を10個積むのを失敗したな。よって地獄!」

ちょう理不尽。そんな妄想をして、一生懸命丁寧に積み木を積むのだ。

今でも時々、そんな妄想に取りつかれる。

閻魔大王「お前は今、ライターを一発で着火できなかったな!よって地獄!」

ぼく「そ、そんなあ!」

閻魔大王「お前は今朝、妻の顔も見ずに家を出たな!よって地獄!」

ぼく「そんなごむたいな!」

閻魔大王「お前はさっき、仕事でちょっとだけ手を抜いたな!よって地獄!」

ぼく「いえそんなことは!」

閻魔大王「言い訳したな!地獄!!!」

ぼく「うそおおおお!」

 

すごく自分勝手な閻魔大王のおかげで、人の道を外れずに何とか生きてこられたのかもしれない、と少しだけ思っている。