こんくそブログ

少しだけ人生を無駄づかいしたくなったら。

ストレスチェックとストレス解消法と

ストレスチェックをしてみた

複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスをいれるどころか僕らはみんな疲れているんだ!ということで楽しみにしていた番組、NHKスペシャル「キラーストレス」を見た。

ここ1年の間にあったイベント(出来事)をチェックして、自分のストレス度合いを知る「ライフイベント ストレスチェック」があったのでやってみた。

NHKスペシャル「シリーズ キラーストレス」第1回内容

チェックした項目に応じて点数が出て、その合計点で自分のストレスを判断する。

合計点
260点以上:ストレスが多い要注意の段階
300点以上:病気を引き起こす可能性があるほどストレスが溜まっている可能性がある段階

点数は目安です。自分自身がどんなストレスにさらされているか、客観的に見つめることが大切です。

子どもができて、妻が退社して、子どもが生まれて、僕が転職してつまり上司とモメて、みたいなことを全部入れてみたら547点。…目安だから、だいじょうぶ。だいじょうぶ。

嬉しいことも 悲しいことも みなスっトレスーなのさー、ということだそうで。

良いこと悪いことも、生活に変化があれば、とにかくストレス。なんということだ。。。

 

で、第2回目の放送で、そのストレスとどう付き合うか、という話を俄然期待して見たのである。

NHKスペシャル「シリーズ キラーストレス」第2回内容

コーピングでストレスを受け流す

「コーピング」は、認知行動療法をストレス対策に応用したもの。気晴らしとか癒されることとか、行動することで効果的にストレスを解消できるものを、自分で探っていく。とにかくストレスを感じたらそういう行動をとることでストレスを受け流してみる、ということかな。

 (1)ストレスに対してどんな気晴らしや対策を行えば効果的かリストアップします

「できるだけ多くあげる」ことが大切です。100個を目標に頑張りましょう。

(2)実際にストレスがかかった時、それがどういうストレスなのかモニターします
弱いストレスか強いストレスか。そして、自分の体にはどのような反応として現れたか、例えば心臓がドキドキする体の反応か、気分が沈む心の反応か、客観的に観察します。

(3)そのストレスに見合った気晴らしや対策を行います
体に反応が現れることが多い「頑張るストレス」の時には、音楽を聴いてリラックスするなど、気分をしずめるものが効果的と考えられています。
逆に、心に反応が現れることが多い「我慢するストレス」の時には、カラオケで盛り上がるなど、気分を上げるものが効果的と考えられています。

(4)その結果、ストレスが減ったかどうかを自分で判断
まだストレスを感じていたら、さらに対策を続けたり、別の対策に切り替えたりします。

このように、自らのストレスの観察、そして対策を、意識的、徹底的に繰り返すことが大切です。

 100個…。

というわけで自分のストレス解消方法を100個!書き出してみようと思う。

ストレス解消法100

  1. 子どもをあやす(ただし子どもの機嫌が悪いと逆効果の恐れあり)
  2. おいしいものを食べる
  3. タバコ(いいのか?)
  4. 美女に言い寄られる(妄想)
  5. 空を見上げる
  6. お酒飲んでごまかす
  7. 気にしても仕方ないわ、で済ます
  8. 起こってしまったことはどうしようもない。と諦める
  9. 風呂にゆっくりつかる
  10. 本を読む(買う)
  11. ストレスの原因について文を書く
  12. 文房具を買う
  13. 車の中でリサイタル
  14. ゲーム
  15. ネットサーフィン
  16. 宝くじを買う
  17. FX(逆効果のことが多い)
  18. お金が儲かる系の本とかブログとか読んでお金持ちになった気持ちになる
  19. アマゾンをうろうろする
  20. マッサージにいく
  21. 動物の画像や映像をみる(そんなあなたに、というサイトが好き)
  22. 笑える画像や映像を適当に
  23. 誰かと話す
  24. 妻にお土産を買って帰る
  25. 手と顔を洗う
  26. 目薬を差す
  27. テンションの上がる音楽を聴く
  28. 心休まる音楽を聴く
  29. ワーグナーとか聴いて戦闘力を上げる
  30. つらいこともあるけどがんばろうぜ系の音楽を聴く(アニソン(笑)
  31. ストレッチ
  32. 風呂に潜ってみる
  33. すべてが思い通り、という状況を妄想
  34. 雲の上まで飛んでいって帰ってくる
  35. 空を見上げて、空の方向へ「落ちて」いく感覚を楽しむ(昼夜問わず)
  36. 勉強する
  37. ストレスの原因を解決する方法を考えて細分化して手を出せる状態に持っていく
  38. 寝る
  39. コンビニで飲んだことのないジュースを買ってみる
  40. いつもと違う道で通勤
  41. ちょっと贅沢に?朝マックなどしてみる
  42. 家族に思いをはせる
  43. 家族の生きざまを励みにする
  44. やってらんねーソング(適当)を歌いながら帰宅
  45. ふざけんな死ねソング(適当)を歌いながら帰宅
  46. 今日は死ぬのにいい日だ、を読む
  47. 星新一の本を読む
  48. 季節のものを食べる
  49. おいしいお酒とおいしいおつまみ
  50. こういうのをいかに乗り越えるのがかっこいいか、を考える
  51. 他人の意識を変えるのは不可能だ、ということを思い出す
  52. 目を閉じて深呼吸する
  53. 筒井康隆ショートショート
  54. おもいつかない…ストレス解消法を100個上げる作業がストレスになってきたので、思いついたら追加することにする

…ストレスの原因となる問題が解決しないのに、そこから逃げたところで時間の浪費にしか感じないからかえってストレスを感じてしまう。やっぱりちょっとでも問題に向き合わないといけないんじゃないだろうか、と思う。

マインドフルネス(瞑想)で心身を落ち着かせる

欧米でもストレス対処の方法として取り入れられているという。

そういえば「意識して気持ちを落ち着ける」という作業をした記憶は、「ムー」とか読んでた思春期の頃くらいだなあ。

やってみたら、体のあちこちがムズムズしてきちゃって集中できなかった。おじさんは乾燥肌なんだよ。

企業のストレスチェック義務化が救いになるかと思ったけれど

ところで、僕がまだ前の職場にいた昨年12月1日、改正労働安全衛生法が施行された。目を引くポイントとしては、企業の「従業員に対するストレスチェック義務」がある。企業が従業員の心身の健康について検査を行い、労働基準監督署に報告する義務が追加されたのだ。

よかった、これで会社が少し良くなるかもしれない!と思った。

 

改正労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度について

http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150422-1.pdf

 

絶望した。あんまりじゃないか。

※従業員50人未満の事業場については当分の間努力義務

どうにもやりきれない。ええい、ストレスが溜まる。

 

スタンフォードのストレスを力に変える教科書

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