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こんくそブログ

少しだけ人生を無駄づかいしたくなったら。

退職金について知っておいた方がいい

前の職場は、地元の中小企業

勤めていたのは長い歴史を持つ中小企業。30名に満たない社員数で、仕事は多いけど単価が安いのであまり儲からない、斜陽産業の一つ。アットホームな職場だったので、居心地だけはよかった。

自分の働き方について、妻は以前から「転職したら」と言っていたけど、コネがあるわけでもなく、年齢的にも厳しい。何となくこのまま定年まで仕事を続けるのかも、と思っていた。

退職金がいくらなのか、知っておかないとヤバい

なんだかんだで自分が退職を決め、最終日に社長から提示された金額は、14年働いて、60万円。新卒で入って定年まで勤め上げても200万円程度だと知った。

60歳、200万円渡されて明日から無職…背筋が寒くなった。

定年まで働き続けて、あるいは今会社を辞めたとして、退職金がいくら出るのか。ちゃんと知っておいた方がいい。

ちなみに退職金の平均はこのくらいらしい。

中退共 Q&A 8-3-3.退職金の世間相場はどれくらいですか?

就業規則を確認しよう。今すぐ!

会社は、退職金を支払う義務があるわけではないため、就業規則に書いてなければ支払う必要はない。そして中小企業の場合、きちんとした就業規則がないことも多い。

自分の場合は当時の経営者に誘われてなあなあのまま入ったので、細かいことを確認もしなかった。入社後に同僚に聞いても、「就業規則なんて持ってない」という人ばかりだった。長く勤めている人は持っているみたいだけど、最近入社した人は軒並みそういうの無し。そういう会社はたくさんあるのではないか。

就業規則はちゃんと確認しましょう。

いろいろ考えていたら怖くなった

社員一人ひとりが就業規則を所持していないことを、社長は見てみぬふりをしている。そして、自分含め社内の誰も、定年後の人生や退職金についての話なんてしたことがなかった。

今考えると不気味だが、会社には一種独特な「目の前にあることをとにかくこなせばいい。先のことなど考えるな」というような空気があった気がする。なんだろう、この真綿で首を締めるように自分たちの人生が詰んでいく感じ。

今となっては、別世界で体験した架空の出来事のように思える。

 

退職金貧乏 定年後の「お金」の話(祥伝社新書) (祥伝社新書 390)