「ぶつけたら痛い」システムはいつ装備されるのか興味津々
息子が言葉を発するのを楽しみに待っているのだけれど、「いつしゃべるようになるか」というのと同時に、ふと疑問がわいたのでメモしておくことにした。
それは「体のどこかをぶつけた時に、思わず『痛っ!!』と言葉を発してしまうようになるのはいつからだろう」ということ。
おとうさんの場合
頭をぶつけた直後に(たとえそれが痛くない時でも)「痛っ!」という。
ぶつける = 痛い
が実装されている模様。
さらに「痛いということを脳まで届かせずに言葉にして発する機能」も実装済み(たぶん)。
息子の場合
頭をぶつけてしばらくしたあと泣き出すのが現在のパターン。
ぶつける → ……。 → 痛い → うわーん!
なんとものんびりした?タイムラグがある。
喃語は発するから、ぶつけた直後に「ふにゃ!」でも「うっ!」でも出てくるかと思ったけど、今のところそれもない。
一体いつ、「ぶつけたら痛い」システムは構築されるのか
ヒトという動物で考えた場合、集団に危険を知らせる意味で「これ痛いです!」と声をあげるおとうさんもある意味正しい気がするし、身を守る意味でむやみに声をあげない息子の反応も正しい気がする(泣くけど)。
言葉うんぬんの前に、ある程度の社会性が身につかないと実装されないシステムなのかもしれない、などと勝手に想像をふくらませている。
息子が「痛っ!」という瞬間、その場に居合わせたいなあ。
「さようなら」って使わないなあ
NHKの「夏休みこども科学電話相談」を聞くのが夏の楽しみの一つだ。
子どもの質問に答えて電話を切る前に「さようなら」とあいさつをしているのを聞くと、「日常生活で『さようなら』を使う機会がないな」と思う。これも毎年のこと。
幼稚園や小学校で、帰りのあいさつをしていたころは
「せんせいさようなら、みなさんさようなら」
と声を揃えて言っていたのに、いつから「さようなら」を使わなくなってしまったのだろう。
成長過程のどこかの時点で「さようなら=別れ・死のイメージ=縁起の悪い言葉」になってしまい、以後大人になっても敢えて使わないようにしている、というのが何となく推測できるけど、確かなことはわからない。
死亡フラグっぽいから使わない、ということなら「いってきます」「今日は早く帰るよ」とかもそのうち使われなくなるんじゃなかろうか(蛇足)。
ストレッチを始めた
- 一日中座り仕事をしているおまけに長時間勤務
- 運動したいと思っているけど、思ってるだけでしていない
- 腰痛とか坐骨神経痛とか日常茶飯事
という状態でかれこれン十年。
すっかり筋力が落ちて、関節が固くなってしまった。
股関節周りが本当にガチガチで、肩幅くらい開くだけでも痛い。
仰向けになって寝る → 立てヒザにして、ちょっと開いてみる → 激痛。
足を閉じようとしても閉じられないくらい激痛。
下世話な話、AVで正常位でほら、正座して開脚した男優があんなこんなしてたりするけど、あんなポーズ絶対に無理。
ちょっと体制を崩しただけで超激痛に見舞われて身動きがとれなくなるのでは、何か災害が起こったとき「股関節が痛くて逃げ遅れた男」などと墓標に刻まれてしまう。
日常生活に支障が出るのは時間の問題(もう出てる)。
息子が活発に動き回るようになってきて危機感が募ったこともあり、ストレッチを始めた。
子どもの寝かしつけからの流れに組み込んだ
息子を寝かしつけたら、そのまま布団でストレッチを開始。
とにかく「続けること」が苦手な僕にとっては、「どうせ横になったんだからその流れで」というほうがよさそうだと感じたので。
この辺のページを参考にしながら、股関節周りの筋を伸ばす。すごく痛い。ストレッチというよりむしろリハビリ。
そう、これはもうリハビリなのだ。続けないと効果は出ない。
調子に乗ってラジオ体操第一
ストレッチを終えたあと、試しに体のあちこちを動かしてみると、頭をぐるんと回すのに痛みがあったり、以前は苦もなくできていた姿勢ができなかったり。
本当に衰えているなあと実感した。
ちょっと、体を意識して動かさないといけないなあ……ということで、眠る息子の傍ら、真っ暗な部屋でラジオ体操(無音)をするおっさん。
すごいね、意外と覚えてるものだね。脳内で流れるメロディーに合わせて、体が勝手に動いてくれる。あちこち痛いけどなんとかできた。
子どもの頃、大人の人が「ラジオ体操はいい運動になる」と言っていたのを不思議に思っていたけれど、その通りだった。第二までやってもなんともなかったのが懐かしい。
一週間続けて、ちょっとずつ調子が良くなってきた
相変わらず痛みはあるのだけれど、少しずつ関節が動くようになってきたような気がする。
とはいえ、開脚して45度も開かないレベル。とにかく骨盤横の筋が固すぎて一筋縄ではいかない感じなので、まだまだ先は長い。
がんばろう。目指せ正常位。
職場で、家で、学校で、働くあなたの疲れをほぐす すごいストレッチ
- 作者: 崎田ミナ,for.R整体院田中千哉
- 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
- 発売日: 2017/03/14
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
虫歯の治療はお早めに…。
一昨日、親知らずを抜いた。
治療した歯がどうしようもなく痛み、「死ぬときこんな痛みに襲われていたら嫌だなあ」と変なことを考えつつ、じっと耐えていた今年のGW。
「だいぶ深く掘ったので、痛みがあるようなら抜くことも考えましょう」とは言われていたけれど、あんなに痛くなるとは思わなかった。
とんぷく(ロキソプロフェン)も効かず、歯だけでなく顔半分、頭の先まで痛みに襲われた。倍飲んだら効いた気がしたけど、気がしただけだった。
休日の当直医にかかることも考えたけれど、外せない予定があったり診療内容が「応急処置」と書かれていたというのもあり、なんだかんだで行けなかった。
氷水を口に含むと痛みが引くため、何分かおきに氷水を飲んで胡麻化した。当たり前だけどお腹ががばがばになった。
正露丸を詰めてみた。効く時は効く。効かない時はこれもダメ。刺激が強くて頬の内側の粘膜が荒れた。
水や麦茶ばかりで飽きたので、冷たいC1000を口に含んだら痛みが治まった。C1000神か!と思ったけど、効いたのはほんの数回。効果は要するに氷水と一緒だった。
お酒は血流が上がるからよくないとは思ったけれど、眠るためにウイスキーをロックで飲んで、氷枕をあてがって無理やり寝たら、痛みと関係ない歯を自分で抜く夢をみた。
目が覚めたら、待ち構えていたかのように痛みに襲われた。気休めに「歯が抜ける夢」を検索してみた。たしかいい夢だったよね、と思ったら凶兆を暗示する夢と出てきた。見なけりゃよかった。
歯にちょっとでも何かあたると突き抜ける痛みがやってくるようになってしまったため、固形物が食べられなくなった。そうめんならいけるかな、と思ったんだけど甘かった。
休み明けまでこのままか…と絶望しつつ、朦朧とした頭で診察券をみたら、いきつけの歯医者さんが開院している!そうだ、今日は祝日じゃなくて普通の土曜日だったんだ!
で、やっと親知らずを抜いてもらった。麻酔しているのにどうしてあんなに痛いのだろう。それでも、休み中の痛みを思うとマシだった(かも)。
抜いた歯を処分していいかと聞かれたのでお願いしたけれど、自戒のためにもらってきた方がよかったかもしれん、と思った。
歯に大穴があくまで放置していた自分が招いたこととはいえ、こんな痛みに見舞われたのは初めてかもしれない。そして薬が効かない絶望感たるや…。
歯に大穴が開いていた場所に、今は歯茎の大穴が開いている。けれど、痛み止めが効く痛みだから全然ラク。いやほんと、痛い目に遭った。
虫歯は早めに治療しましょう。
余談:妻が「抜いた後、歯茎縫わなかったの?」と驚いていた。妻の行っていた歯医者さんでは、親知らずを抜いたあと縫合してくれて、後日抜歯ならぬ抜糸をしたそうだ。歯医者さんによっていろいろなんだろうか。
歯医者に来ていた小学校低学年くらいの男の子
かれこれ4本目の虫歯の治療中。昔治療したところがいつの間にか蝕まれていた様子(虫歯だけに)。
いつも通り席についたら、治療室のすみっこの席に小学生くらいの男の子がいて、先生が格闘していた。なんとか歯を掘りたいのだけれど、男の子が泣いちゃって治療にならない。ルーターを少し当てると、か細い悲鳴を上げながらじたばた動いてしまうので、先生も難儀していた。
「このままじゃ治療ができないよ。ほら動かないで!がんばれ!」
とか励まされてるんだか叱られてるんだかわからない感じで(たぶん両方)、男の子はもう恐怖のどん底状態。
仕方がないので、先生は男の子が落ち着くまで待つことにしたらしい。その子の治療を棚上げして、僕や他の患者の治療にとりかかった。
その間、助手のお姉さんが「動かないように練習する?」とか「あと半分くらいだよ」とか男の子に声をかけていたけれど、なにしろ「歯医者側の人間」なのと、言い方がちょっと厳しめのお姉さんなので、たぶんその子にとっては先生と同じく恐怖の対象だろうなあ。なんというか、歯医者さんもその子も、双方気の毒な状況だった。
その子の親御さんの姿が見えなかったのも気になった。ひとりで来ていたのかな。
結局僕の方が先に治療を終え、その子は奥の診察台に寝かされたまま、ずっとしゃくりあげていた。しばらく治療は難しいかもしれない。子どもが泣いてるのを見ると胸が痛い。僕が父親になったから、というのではないと思うけれど、息子が同じように診察台に座っていたらと思うといたたまれない。
「痛いよなー。おじさんもう4本目だよ。ここもここも先生に治してもらったんだ。おじさんもあっちにいるおばさんも、みんな本当は君と同じように泣きたいくらい痛いんだけど、泣いちゃうと治療が終わらなくて何度も何度も痛い思いをするから、石になったみたいに固まって、必死で我慢してるんだ。痛いときは、別のことを考えてみてごらん」とか、「歯磨きちゃんとしような」とか、「治療してもらう側」として声をかけてあげたい気持ちに駆られたけれど、僕のようなあやしいおっさんが声をかけて余計に怯えてしまったら先生の邪魔にしかならないのと、お医者さんのやり方にケチつけるみたいで気が引けたので、結局そのまま退散してしまった。ああ、こんなとき僕が若くて綺麗なお姉さんだったらよかったですのに。
以前、こんな日記を書いた。
「乳歯のうちは親の責任」という母の言葉を思い出す。
息子の歯磨き、がんばろう。
はみがきじょうずにできるかな? (親子で遊べる知育絵本シリーズ)
- 作者: SOZOO
- 出版社/メーカー: ニューハウス出版
- 発売日: 2013/06/21
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
折りたたみできるジャングルジムが便利
1歳5か月を迎え、息子の活動量は日に日に増大中。やたらといろんなところに上りたがるようになってきた。
先日パソコンデスクの椅子(くるくる回るやつ)に上ろうとしたので(あぶない)、早急に息子の「のぼりたい欲求」を満たすものを用意しなければならない。
ということで、ちょっと早いかなあと思いつつ、ジャングルジムを買った。
狭いおうちにピッタリの折り畳み式
自慢じゃないけどうちは賃貸マンション。狭い。妻が見つけてくれた「おりたためるジャングルジム」を購入した。
留め具をひねるだけで簡単に折りたためるので、来客時や布団を敷くときに片付けておける。便利だ…。
ひとつ難点というか、今は使えないもの
アンパンマンとバイキンマンのイラストが描かれたビニールのフラッグをつけたら、バーをつかんだときに滑る危険があるので外してしまった。ペロッとめくって遊ぶのは、もう少し大きくなってからだな、これは。
たしかにうちの子は天才だった
商品名に「うちの子天才!」と書いてあるのを見て笑ってしまったけれど、使い始めてすぐに「いろんな上り方」を試みている息子を見ながら「うちの子天才かも」と思ってしまったので、なるほど商品名に偽りなし、と感心した(親バカ)。
購入後かれこれ数週間。着実に「上る」スキルレベルをアップさせた息子は、あっさりと「椅子から机の上にのぼってペン立てをいじる」というミッションを成功させてしまったので、使わない時は椅子を倒しておくというルールを新設して対応することになった。
しょうじき、子供の成長が早すぎてお父さんたちついていけてない。嬉しいけど。
ほげたは、ここですよ?(割とでかい声)
息子を寝かしつけるとき、明かりを消して、何度も読んで覚えてしまった絵本を暗唱している。
何冊か読み続けていると、トロトロと眠ってくれる。僕も眠くなる。
短くて簡単なものだと、
- せなけいこ系(あーんあん、きれいなはこ、ルルちゃんのくつした、ふうせんねこ)
- がたんごとん、がたんごとんさぶんざぶん
- だるまさん3シリーズ
ちょっと長めのものだと、
- はらぺこあおむし
- うずらちゃんのかくれんぼ
- めがねうさぎ
- エンソくんきしゃにのる
- ガラスめだまときんのつののやぎ
など。
長いものはテキトーに読むのだけれど、「あおむし」「うずらちゃん」「エンソくん」はほぼカンペキに覚えていて、息子も気に入っているので使用頻度が高い。
「エンソくん」は、主人公のエンソくんのほかに、切符売り場のおじさん、汽車で向かいの席に座るおばさん、となりに座る羊飼い、弁当売り、おじいちゃんと、そこそこ登場人物が多いので、キャラクターによって声色を変えたりして読んでいる。
妻が「寝言で『ほげたは、ここですよ?』って言ってた」という。
ウトウトしていたら突然、いつもの読み方で、割とでかい声で「ほげたは、ここですよ?」と言ったのでビックリした、と。
初めての一人旅で緊張したエンソくんが、終点までの切符と間違えて、出発駅である「ほげた」までの切符を買おうとして、切符売り場のおじさんに言われるセリフが「ほげたは、ここですよ」。
眠っていても絵本を読むなんて、父親の鑑だ!とか言うつもりはなくて、ちょっと気に入ってるんだよねあのシーン。
僕もいつか、息子に一人旅をさせる時が来るんだろうか。安心して送り出せる社会であってほしいなあ。