息子が喋ってくれなくてさみしい。
教え方を間違えた。
「おとーさん」と言いながら鼻を指さしていたら、僕の指をつかんで僕の鼻に持ってくる仕草をするようになってしまった。
違うんだ息子よ。僕は君に「おとーさん」と呼んでほしいんだ。
それどころか、ちっとも喋ろうとしない。黙々と、実に黙々と遊ぶ。一時期「おとーたん」と言ってくれたアレはいったい何だったのだ。
近頃は全然喋ってくれないからさみしい。あーとかうーとか、泣きそうになりながら何か訴えることはあるけれど、それ以外はさっぱりだ。
気を利かせすぎると「黙っていても何でもやってくれるから」喋らないという話も聞くから、ちょっとほっといてみようかと思っている。……耐えられるだろうか、僕が。
仕事始めだから早めにあがろう
今日は仕事始め。年末年始、めいっぱい息子の相手をして過ごしたから、息子が「おとうさんロス」に陥ったりしていないといいけれど(そうでなきゃないでさみしい)。
1歳1カ月。年末に墓参りでコケて、初めて怪我をした。血が出たのでちょっと焦った。怪我をしたのが唇の上だったから見た目から痛々しかったけれど、3が日を終える前に綺麗に治ってしまった。まるで魔法でもかけたみたいだ。これが若さか……。
しかしまあなんというか、息子は人の話を聞かない。夫婦どちらが話しかけても知らん顔。呼ばれていることがわからないわけではなさそうだけれど、知らん顔して黙々と玩具をいじくっていたりする。しょっちゅう呼んでいる名前より、「ごはん」とか「お風呂」とかに反応する。「こいつ一体何を考えていやがる」と思う。マイペースなのか、1歳児なんてこんなもんなのか。
僕がB型、妻はA型だから、血液型はABかもしれない。血液型などあてにならないと言われても、実際気になるのだから仕方ない。この気まぐれさは、きっとAB型に違いない(適当)。
おまけに左利きっぽい。明らかに左手を使う頻度が高く、使い方も上手。でも左利きだと字が書きづらいよね。矯正した方がいいのか悩む。そういえば、母も元々は左利きだった、と言っていたなあ。
さて、AB型(推定)で左利きの人に心当たりがないだけに、なんかもう理解を超えてる。存在自体が神秘。
一体どんな風に育つのか、すごく不安ですごく楽しみ。早く会話がしたいな。「おとーさん」て言えるようになったと思ったのに、最近全然喋ってくれない。
急な冷え込みのせいか妻の体調も思わしくないので、早めにあがろう。息子とお風呂に入ろう。
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地元人気店のブラック化が心配
地元の炭焼きレストラン。
牛肉100%の炭焼きハンバーグがおいしいレストランで、僕が子どもの頃から続いているから老舗といってもいいかもしれない。いやほんとおいしいんだよ。
何年か前から全国区の番組でとりあげられたり、こないだネットで見たけど東京から御殿場まで自転車で食べに行く人がいたりして、地元で人気のチェーン店。だけどいつ行っても混んでる。時々無性に食べたくなるのだけれど、店の外にたむろしている順番待ちのお客さんを見るたびに諦める。
社員のホワイト化を進めているらしいけど、現場で働いてるバイトのことももうちょっと考えてあげないとこの先心配だな、と思ったので。
- いつ行っても混んでる=忙しいので、バイト先として敬遠される傾向にあるため、人手が足りないのに働き手が集まらない。
- いつ行っても混んでる=地元の人は「いつ行っても混んでるから行かない」になってきてる。出張や観光で来た人、帰省した人がメインの客層になりつつあって、店の勝手がわかってない人が多いから、現場のストレスが割とヘビー。
- いつ行っても混んでる=新人(社員&バイト)もベテランも現場で仕事に追われるばかりで、目先の作業に囚われて教育が進まない&ハードな仕事で離職率も上がる。広い視野と高い視点を持った店長が育たない。日々現場で追われてると未来志向もプラス思考もなくなるからね。
- いつ行っても混んでる=現場の問題意識と上層部のホクホク顔の間でギャップが生じていて現場のモチベーションが下がっている。現場の意見やお客様の声が上に通っていないじゃないか、という。これ、ほんとよくない。
というのが、バイトしてる人から聞いた話。決してそうしたいわけではないのに、サービスの質が低下している自覚はある。だけどとにかく忙しすぎてどうしようもないらしい。そうしたくないのに、というところがポイント。そういう人がストレスを抱えてしまって潰れていくんじゃないかな、と思う。会社にとってもいいことはない。僕自身覚えがあるだけに、その人が心配になってしまった。
店舗を増やすのもいいけれど、「接客に追われる現場」を早急に解消する対策をしないと、そのうち変な事故が起きるんじゃないか、と思った。
僕は常々、店員さんには気持ちよくサービスしてもらいたいから、いいお客さんであろうと心がけているのだけれど、押し寄せる客の一人として「うわー忙しいのに来やがった」と思われるのは嫌だなあ。
そんなわけで、もう何年もあのハンバーグを食べられずにいる。
(ちょっとだけ書き直した)
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メガネとってくれた記念日
一昨日の朝、息子の声で目が覚めた。僕に話しかけてるのか、独り言なのかわからないけど、だーだー言っている。はいはい、起きますよ。
横になったまま、なんとなく息子に「メガネとってー」と言ったら、棚に置いてあるメガネを持って、手渡してくれた。
……驚いた。いつの間に、こんなやり取りができるほど言葉を理解できるようになったのだろう。
とりあえず、妻と「言葉遣いに気を付けよう」と決めた。
中国ではクリスマスにリンゴを食べる
腰痛持ちの僕が行きつけのマッサージ屋さんで働くお姉さん(中国人)とした雑談。
年明けに帰国してしまうという話を聞いていたので、お世話になったお礼を持って、最後のマッサージをしてもらいに行ってきた。
いつも通り、揉んでもらいながらとりとめのない話をする。
中国じゃお正月に初もうでしたりしないの?と聞いたらキリスト教の人は教会へ、あとはお寺に詣でたりするけどあまり出かけないね、とのこと。ふーん。
日本じゃクリスマスには教会に行かないけどケーキ食べるしお墓参りはお寺行くしお正月は神社に行くし何でもありだよ、的な話をしたら、中国ではクリスマスにケーキを食べない、という。え、そうなの?
代わりにリンゴを食べる、と、中国語のアプリだらけの(当たり前だ)iPhoneを出してきて、画像検索して見せてくれた。
「平安果」といって(リンゴと発音が似てるところからきているらしい)、平安と繁栄を願って贈るものだ、とのこと。日本と同様に商売のネタとして広まったものだと思うけど、綺麗な箱入りのリンゴの画像が並んだ画面を見ながら、へー、素敵だね、と言ったらやけに喜んでいた。
中国に帰ったらしばらく休んで、いい人を見つけて結婚して、子どもは二人(男の子と女の子)ほしい、と。君なら大丈夫だよ。すぐにいい人見つかるよ。うちももう一人ほしいんだと言ったら「お兄さんもがんばってね!」と腰を叩かれた。
帰り際、思いついたようにちょっと待ってて!と言われてボーっと突っ立っていたら、ニコニコしながら「Merry Christmas」と書かれた袋に大きなリンゴをひとつ入れて持たせてくれた。大きいほどいいんだ、と。
あーこれ、ダメだ。リンゴを見るたびに思い出すパターンだ。僕がもっと年を取って、リンゴを見つけては「中国じゃクリスマスにリンゴを」とか言って周囲に「またか」と思われるようになると思うと気が気じゃない。
息子が歯を磨かせてくれない
「はをみがきましょう」を歌いながら口を開けさせ、毎晩僕は息子の歯を磨く。
母は僕が子どものころ「乳歯のうちは親の責任。永久歯になったら自分の責任」と言っていた。
だから、何とか上手に磨いてやりたいと思うのだけれど、なかなか難しいもんだね。歯ブラシを突っ込んだ途端に噛んでしまうので、思うように磨けない。
歯ブラシを噛まれるたび、こいつを笑わせなくてはならない。変な顔をしてみたり、奇声を発してみたり。最近はハイテンションベロベロバーを混ぜ込むなどの工夫が必要になった。
息子が笑って口を開けた瞬間に、急いでシャカシャカ。
とても人様に見せられない顔をしながら「べろべろべろべろぉぉ…(溜め)…ばあああああ!」とかやっていると、そこそこストレス発散になる。
子どもにかこつけて自分のストレスを発散するのがよいかどうかはわからないけど、子どもに当たるよりは健全だし幸せだ。
たまーに、ちょっとだけ、いい年して何やってんだろうという気持ちになったりもするけれど、むしろいい年してべろべろ以下略を超ハイテンションでできる機会(しかも笑ってくれる!)に恵まれているのだ、と思うことにしている。
歯磨きに飽きて、噛んだ歯ブラシを掴まれたら終了(手を放してくれないし取り上げると泣く)なので、毎日ほんの数分のおとうさんエンターテイメント。
息子の歯は、生え変わるどころか奥歯もまだ生えていない。まだまだ続く芸の道。
VRゴーグルを買った
3500円のVRゴーグルを買った
来月のおこづかいで!と言っていたのに待ちきれずに買ってしまった。
Keymission360を買ったときから欲しかったんだ。2か月待ったし、今なお欲しいのであれば買ってよし!と誰にともなく言い訳をしながらポチッと。
スマホで使うやつだから性能についてoculusに及ばないけれど、おおむね満足。
動画を再生してみたら、息子が目の前にいて僕に(カメラに)手を伸ばしてきたのでのけぞってしまった。
VRのスマホゲームもあるみたいだけど(コントローラーなしでどうやって遊ぶのだろう?)、僕は今のところ写真と動画が見られれば充分。
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ボタンを押しても反応しなかったので
ゴーグルには、セットしたスマホをタップしたいときに押すためのボタンがあるのだけれど、これが最初全然反応しなかった。見てみるといわゆる「スタイラス」と同じ肉球みたいなぷにぷにしたのがついていて、ボタンと連動して画面にタッチするようになっていた。僕のXperiaZ4ではスタイラスペンが使えなかったな、と諦めかけたとき「手ぶくろモード」を思い出した。
「設定」→「画面設定」から「手ぶくろモード」をオンにしたら無事動作したので、同じようにうまく動かない人はお試しを。
視野角はまあ、推して知るべし
これ多分、120度ないよね。っていうレベル。その辺はもう上位機種と比べちゃいかん、と思う。30分の1という金額的にも。
何がしたかったかというと「思い出も360度」
せっかく360度撮影できるのだから、一緒に遊びに行けなかった人も楽しめたり、その時見落としていたようなものも見つけられたり、その場の雰囲気を感じられるようにできればいいな、と思っていたので、買ってよかった。撮影する楽しみも増えた。
写真は、4年前に有楽苑で撮ったもの。日光に透けて赤い照明で照らされたようになっていて感動したのを覚えている。犬山城のすぐそばにあるのに人が少なめでオススメ。真田丸でアレだった織田有楽斎の茶室もあったり。犬山城に行くならここも寄らないと勿体ない!という日本庭園。
今年はもう紅葉が終わってしまったけれど、こういう景色をゴーグルを使ってぐるっと見渡せたらきっと楽しい。来年また行ってみよう。
ゴーグルをつけた一人しか楽しめないじゃん、とか、綺麗な景色を上手に切り取るのが下手なのでいっそ全部撮っておこうみたいな発想、と言えなくもないけど、とにかくちょっと撮りためてみよう、と思う。